Mittwoch, 25. Juli 2012

La Folle Journée au Japon 2012と

5月の東京ゲートブリッジに続く6月のネタはクラシックのコンサート。2企画計4公演,行って来ました。



5月は再びのラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンでした。2008年に初めて出向き,大嫌いになった企画ではありましたが,今年のテーマがロシア音楽だったので,結構悩みはしたものの,やはり行く気になりました。
最も聴きたかったプログラムはどんな方法でもチケットを取れずガッカリしましたが,取れた次点の2公演には満足しました。演奏のクオリティを云々出来るだけの耳は私にはありませんので黙っているとして,何が良かったかって演奏を聴く条件がもぅ。

19時台と21時開始のプログラムを続けて取りました。プログラム間には時間的な余裕があり,また夜だからなのか,非常に子供が少なかった…私の席のすぐ近くにひとりいましたが,全く騒いだりグズったりしませんでした。21時台の演目ではアンコールに応えるサーヴィスまで。その日の最後の公演ならムリが利くのでしょうか。それとも最後でなくてもやれればやってくれるのかな?経験値が限りなく低くて実態がわかりませんが,元々これ目的だった曲を演奏してくれたので嬉しかったなぁ。いい気分で家に戻りました。

今回,私のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに対する反感がかなり弱まりました。行くなら夜だな。
クラシックファンの裾野を広げる為に,ラ・フォル・ジュルネは子供を受け入れる以外に,価格設定を安くしています。
そのせいなんでしょうか,コンサート後の有楽町駅には楽器を背負った外国人が大挙してました。…どこに泊まっていたんでしょう。電車で移動しなきゃいけない場所なんて気の毒に。



6月のコンサートは,お友達が参画した楽団の公演でした。だいぶ前から本人に聞いていたので,売り出されてすぐにチケットを2公演分購入。少なくともこのどちらかで,本人が演奏する事を聞いていましたので。

チケットの売り出し,早過ぎやしませんでしょうか。私のように目的が別のところにある場合,発売時期にはまだ多くの事が未決状態なのです。決まっているのは指揮者と演目だけ。勿論,一般的には皆さんそのどちらかで決めてしまうんでしょうが,私の場合,このツアーで演奏される主たるプログラムには格別の興味を持っていなかったので,「どっちかだけでいいのになー」と思いながら大枚をはたきました。…そう,コンサートに行く習慣がない私にとっては大金でした。

演目目当てではなかったものの,ちょっとでも曲そのものを好きになっておこうと思い,自主トレ(聴き込む…だけ)に励みはしたものの,頑張っただけの成果は上がらず,お友達には前以てその事を白状しておきました。

お友達に演奏はどうだったかと訊かれましたが,前述のとおり私はクオリティ音痴ですから,なんとも言えませんでした。でもそれが当たりだったようです。このコンサートに出向いた一部の人々が自分のブログで色々書いているのを読みましたが,実際の演者から聴いた事と較べると…軒並み的外れでした。知ったかぶりは恥ずかしい。かなり。

お友達が演奏しなかった日のメインの演目が,今回最も懐柔?が難しかった物です。私は好きになれないのに只管長いこの曲を前にかなり警戒していましたが,意外や惹き込まれました。これが演奏の力なんでしょうか。わかったような事は一切言えませんけど。

こっちは大枚をはたいたと申し上げたとおり,高級なコンサートでした。お友達はどの都市でも基本的にコンサートホールの徒歩圏にあるいいホテルに寝泊まりし,歩いて移動できない場合(私の知る限り1カ所のみ)は楽団員にチャーターバスが手配されました。手厚い。そしてその手厚さを実現させたのは我々大枚をはたいた聴衆である。うーん…。





これはラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンのやつ。
手広くやり過ぎだと思いませんか?本国でもここまでやるんでしょうか。
日本人の西洋コンプレックスとブランド志向を,興行する側はもうわかってるんでしょうね。
日本国内のいたるところで年中催されているオクトーバーフェストと同じ。
「オクトーバー」って言ってるじゃないの。バカにされているとしか思えません。

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